自然に学ぶみんなの学校の概要

東京大学工学系研究科とヒューリック株式会社は、子ども達に自然科学や地球環境に興味をもってもらうきっかけとするため、自然体験教室「自然に学ぶみんなの学校」を2023年夏から開校します。このイベントでは、子ども達が「むし(昆虫)」「ほし(宇宙)」「いし(鉱物)」をテーマとしたさまざまな自然観察・体験学習活動に参加し、他の参加者や東京大学の教員・学生たちとの交流を通じて、自然を深く楽しく学ぶことができます。

2023年夏は、小学5・6年生〜中学3年生を対象に『自然に学ぶみんなの学校 in 新潟妙高』、そして、小学1〜4年生を対象に『自然に学ぶみんなの学校 in 東大』を開校します。『自然に学ぶみんなの学校 in 新潟妙高』では、【現地参加】と【オンライン参加】を選ぶことができます。オンライン参加の方は、ロールプレイングゲームのような世界観の二次元メタバースキャンプ場で、自身のアバターを操ることによって、様々な体験学習活動のリアルタイム配信に自ら選んで参加することができます。また、現地参加の子ども達や講師ともリアルタイムで会話・交流をすることができるため、自宅にいながら、あたかも妙高高原の自然の中にいるかのようなリアルな体験をすることができます。

内容について

むし・ほし・いし の自然体験

「自然に学ぶみんなの学校 in 新潟妙高」では、「むし(昆虫)」「ほし(宇宙・天体)」「いし(岩石・鉱物)」の3つをテーマにしたさまざまな自然体験コンテンツを用意しています。それぞれのコンテンツは、会場に用意したいくつかのブースに分かれていて、参加者は自分自身で自主的に選んで体験コンテンツに参加していただきます。

計画中の自然体験コンテンツの例:【むし】夜間に光に集まる昆虫(クワガタムシなど)の観察、昼間にさまざまな環境に生息する昆虫の観察(虫捕り網や”わな”など、さまざまな道具を用いた観察)【ほし】望遠鏡や双眼鏡を用いた惑星や星雲の観察、宇宙から降ってくる微小な隕石の顕微鏡観察 【いし】様々な色や形をした鉱物を手にとって観察、鉱物標本をもちいたさまざまな実験、岩石をハンマーで割る体験、など

参加者には、自分が興味関心のあるコンテンツだけではなく、今まで興味のなかったものにも積極的にご参加いただき、大学の教員、学生、ボランティアスタッフみんなで交流し楽しみながら学ぶことで、今まで知らなかった自然の面白さや不思議さを体感し、自然科学への関心を深めるきっかけにしていただきたいと思います。

オンライン自然体験学習

「自然に学ぶみんなの学校 in 新潟妙高」では、自宅などからオンラインでも参加できます。オンラインから参加する際には、開催地である妙高高原をそのまま二次元マップにしたようなメタバース空間で、参加者が自分の分身となる「アバター」を自在に操作して歩き回ることができます。

この二次元メタバースの中では、現地参加の場合と同じように、【むし】【ほし】【いし】をテーマとしたさまざまなコンテンツを配信します。現地にいるスタッフが、スマートフォンやVRカメラを駆使して配信することで、メタバースの中でリアルタイムで体験活動に参加することができます。そして、音声や動画を通して現地参加者とオンライン参加者が交流できるようにし、遠隔でも臨場感あふれる体験を目指します。

鉱物の美しさと面白さを体感しよう

「自然に学ぶみんなの学校 in 東大」では、普段はなかなか触ることのできない、さまざまな色や形の鉱物を、実際に見て触りながら観察することで、その美しさや面白さを体感してもらいます。また、最先端の研究で使う顕微鏡を使って鉱物や岩石を見ることで、ミクロの美しい世界を覗くことができます。さらに、地球や火山のしくみを楽しく学ぶことができる実験も計画しています。

鉱物標本の展示施設「鉱物資源フロンティアミュージアム ミネラフロント」の見学ツアーも実施します。「ミネラフロント」では日本の鉱山から産出した、貴重な鉱物標本を間近で見ることができます。スタッフから石や地球の話を聞いたり、いろいろな質問をしながら美しい鉱物を見ることで、地球の営みの不思議さ・面白さを感じていただきたいと思っています。

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自然に学ぶみんなの学校 事務局
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